災害復旧などで使われる伝統工法のふとんかご
共和ハーモテックは、土木工事などで使われるかご枠を販売している会社です。
かご枠は、金属などで作られたかご状の枠にバラストなどを詰め込み、これをブロック状に設置し擁壁と行うものです。鉄筋コンクリートやコンクリートブロックで擁壁を作るのに比べて、施工が容易で工期が短いのが特徴です。またバラストを詰め込んだ擁壁ですので、排水性にも長けます。
共和ハーモテックはさまざまなかご枠を販売していますが、そのうち角型じゃかご「ふとんかご」は、災害復旧現場で使用される仮設工法です。本格的なかご枠に比べて簡易構造であり、鉄線によって構成されるため大きな土圧が発生するような場所には適していませんが、施工性に優れ、河川や治山などの工事で使われてきた伝統的工法でもあります。